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Q.1開業できる場所はまだありますか?
科目によって異なり一概には言えませんが開業される先生が年々増加しており、特に内科系・外科系の先生で都心部を希望されるのは難しくなっているのも事実です。通勤できる距離を少し広げていただいて、郊外で駐車場を大きくとって開業するのも良い方法です。都心部にこだわるのであれば、再開発地域での開業やご高齢で後継者のおられない先生からの継承といった方法もあります。眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科など専門科目的な先生はまだまだ開業できる場所はあります。


Q.2医院継承のほうが、有利に思えるのですが?
よく医院継承のほうが医院としてできているところへ行くだけなので、まったくの新規開業より気軽に開業できるのではないかとお考えの先生がおられます。しかし内容により一概にそうとは言えません。昔の医院で狭かったり、老朽化が進んだりしておればリフォームの費用も必要になってきます。また閉院後数年たってから継承してもすでに患者様が他の医院へ通院していることも考えられます。個々の内容によって異なりますのでよくシミュレーションをされることが必要です。


Q.3あまり自己資金がないのですが開業できますか?
今まで開業された多くの先生もほとんどの必要資金を銀行融資でまかなっております。開業に対する先生の信念や事業計画がしっかりしておれば、融資は必ず受けられます。金利とのバランスによりますが、低金利での融資が可能であればむしろ自己資金は開業後の余裕資金として確保しておくのが良いでしょう。
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Q.4担保や保証人がありませんが、融資は可能ですか?
借り入れ金額にもよりますが、担保がなければ無担保の公的資金の利用やリース会社からのローンを利用するなどいろんな融資を組み合わせることが必要になってきます。また土地を購入して医院を建築する場合、その土地と建物を担保とすることが可能です。当社では先生の計画に沿った金融機関の紹介もさせていただいておりますので、お気軽にご相談下さい。
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Q.5具体的な開業までのスケジュールを教えてください
開業形態によって異なりますが、開業場所が決定しているかどうかでスケジュールの長さが決まってきます。一戸建てを希望で開業場所が未定の場合2年近く要することもありますし、テナント希望で開業場所が決定しておれば最短で5ヶ月ぐらいで開業した例もあります。スケジュールのサンプルを作成しましたのでご高覧下さい。
PDF PDF 開業スケジュールのサンプル(102KB)
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Q.6医療機器は購入とリースのどちらが得ですか?
開業後早期に黒字になるのが見込まれる場合、リース額を多くして経費を増やし早く償却するほうが節税対策になるでしょう。しかし長期にわたって苦戦が予想されるのであれば、リース額を多くしますと経費倒れになる可能性があります。金融機関での長期の借り入れが可能であれば、リース額を減らし借入金を多くして経費を圧縮するほうが余裕を持った健全な経営になると思われます。一般的に必ずこちらがお得といったことはなく、個々の開業計画のなかでシミュレーションをしていく必要があります。
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Q.7開業前に支払ったものは経費になりますか?
開業前に支払ったものでも、それが開業の準備に必要なものであったり開業後に院内で使用するために購入したりするものであれば経費として処理できます。必ずレシートや領収証をもらうように心掛け、明細や内容がわかるように保管しておいて下さい。交通費などで領収証がもらえないものについては、ノートなどにいつ誰と何のためにいくら使用したかなどを記入しておいて下さい。
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Q.8広告ではどのようなものが一番有効でしょうか?
駅広告、電車広告、バス広告、野立看板、電話帳、ホームページなど様々な広告媒体がありますが、科目や開業場所によって、どれが一番有効かは一概に言えません。ただ最初に多くの広告を出されて減らしていくより、徐々に増やしていくほうが良いと思います。今まであった広告がなくなってしまうと、閉院したのかなと思われることがあるからです。また開業後半年ぐらいは、患者様がどの方面からこられているのか地図にプロットを行い、来ていない方面へ広告を掲出するのも良い方法です。広告費用も当初の看板制作費や掲載料などで、決して安くはありません。費用対効果を考えて、信用できる広告業者と納得するまで検討して下さい。ただし広告といえるかどうかはわかりませんが、患者様のクチコミほど有効なものはありません。
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Q.9スタッフの採用で注意することがあれば教えて下さい。
患者様に支持される医院にするにはスタッフの良し悪しが大きな要素になるのは間違いありません。いくら先生が良い診療を行ったとしてもスタッフの愛想が悪ければ医院全体のイメージを悪くしてしまいます。医院運営をチームプレーと考えて仕事の能力だけでなく、協調性、清潔感、明朗性、親切心などがあるといった人を採用するようにして下さい。医療事務やレセコンの操作などはすぐに慣れてきます。
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Q.10コンサルティング費用は余分な出費のように思えるのですが?
確かに医薬品卸、医療機器販売会社、建築会社などが無料でコンサルティング業務を行っていますが、それは自社での医薬品、医療機器、建築などを販売する目的で行っております。私も医薬品卸で医療機器販売を目的として開業支援業務を行っておりましたが、確実にそれなりの利益を得ておりました。当社のシステムは、開業コストをできる限り削減するために、無料会員登録をされた先生に、開業までのそれぞれの段階で必要な情報を提案させていただきます。先生が納得される設計士、建築会社、医療機器メーカーなどを選定していただき、その上で必要な費用だけをご請求させていただきます。ご要望があれば先生の代理として、各業者や医療機器メーカーなどとの交渉も行い、適切なアドバイスができるものと自負しております。
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